文鳥の魅力
「文鳥のここがいい!」という点をいくつか挙げてみました。
【文鳥の魅力1】 飼いやすい(費用、手間)
まず費用面について。以下の通り、全体的にとてもお安いです。
文鳥そのものについては、ヒナは1,500円ほど、成鳥も3,000円ほどでペットショップで販売されています。
(上記は、桜文鳥や白文鳥の場合。
シナモン文鳥やシルバー文鳥などの新種や、最初から手乗りとして育てられた文鳥は、4,000〜1万円と、もう少し高めです。
また、時期によっても多少値段は前後します。)
また、エサ代は月に200〜300円ほど(文鳥一羽あたり)ではないでしょうか。文鳥の食べる菜っ葉も自家栽培すれば、かなりコストは安く抑えられます。
また、ヒナの時や寒い時期にペットヒーター等の暖房器具を使用した場合、その時期の光熱費は、プラス月200円程度ではないかと思われます。
また、鳥の病院も、犬猫と比べるとかなり安いです。(ただし、文鳥の具合にもよります)
うちの文鳥は今まで2,3度お世話になりましたが、治療費は平均して1,000円弱でした。
そして文鳥の飼育の面ですが、こちらもほとんど手間がかかりません。エサと水やりや簡単な掃除など、朝に1日1回5分くらい。
ケージのちゃんとした掃除は週1回やるのが理想ですが、それもかかる時間は10分程度。
【文鳥の魅力2】 かわいい外見
文鳥の大きさは、スズメを少し小さくしたくらい。羽はすべらかでとても美しいです。
こんなのがぴょこぴょこしたり、慣れると手や肩や頭に乗ったりしてくれるのでたまりませんね。
【文鳥の魅力3】 小さな美しい声
メスは基本的に、「チッ、チッ」というスズメみたいな声。オスはそれに加えて、オジリナルの美しいさえずりを聞かせてくれます。
また、「ポピピポパポ」とブツブツつぶやいたり、怒ったり、鳴き声のバリエーションはさまざま。
文鳥の声はそこまで大きくはなく、夜も静かなので、ご近所さんにも迷惑をかけずにすむかと思います。
(ヒナのときは鳴き声が少し響きますが……)
【文鳥の魅力4】 噛まれても大して痛くない
もちろん本気で噛まれた時はそれなりには痛いですが、血が出るほどではなく、皮膚が赤くなる程度です。
(インコやオウムなどある程度大きい鳥が本気で噛むと、血が出る痛さだそうです。)
上記のように、文鳥はくちばしの力がそこまで強くないため、自分でケージの戸をこじ空けて脱出するということもありません。
【文鳥の魅力5】 頭がよく感情豊か
人間のことを別々な人として認識します。またオスの場合、学習期にうまく教えれば、言葉のようなものもしゃべれるようになります。
そして大人になると、ある程度人間の感情も察知してくれるそうです。
また、喜んだり驚いたり怒ったりさびしがったり求愛したり、感情もとても豊かで、見ていて飽きません。
【文鳥の魅力6】 手乗りは特に人になつく
手乗り文鳥は、飼い主の人間をパートナーとして意識し、へたにそこらへんの文鳥よりも人間が大好きになります。
ケージから外に出してもずっと飛び回っているわけではなく、いつも飼い主の手や肩や頭にいます。(個体差はあるかもしれませんが)
信頼度が高まると、手の中で安心して眠ったりもします。
いくつかのポイントをおさえて育てれば、ほとんどの文鳥は手乗りになってくれると思います。
(詳しくは「手乗り文鳥について」のページでお伝えします)
【文鳥の魅力7】 臭いがない(体、フン)
体とフンは基本的に無臭ですので、飼っていても臭いは気になりません。
【文鳥の魅力8】 寿命もけっこう長い
種類や環境にもよるかと思いますが、平均寿命は7〜8年くらいだそうです。