こんなときどうすれば!?
文鳥の「こんなときどうすればいい?」をまとめてみました。情報は、随時追加していきたいと思います。
【旅行や出張で家を空けることになったら】
一泊程度であれば、エサと水を多めにセットしておけば、文鳥を家でお留守番させておいても大丈夫だと思います。(ただし、冬は夜冷えないようにペットヒーターなどで保温を、夏は締め切った部屋で蒸し風呂状態にならないように、弱めの冷房をかけておくなどの対策をした方がよいでしょう)
二泊以上家を空けるようであれば、文鳥を近くの知人や静かな環境のペットホテルに預けた方がよいと思います。
ただやはり生活環境が変わってしまうと文鳥にとってはストレスになるので、信頼できる近くの知人に、留守中家へ立ち寄ってエサと水を交換してもらったり、様子を見に来てもらう方が望ましいでしょう。
旅行先に連れて行くのも大きなストレスになるので、極力避けた方がよいでしょう。
【赤ちゃん、幼児が家にいる】
力かげんを知らない赤ちゃんや幼児が、ケージをひっくりかえしてしまったり文鳥をギュっと掴んだりすることで、文鳥の命の危険が。
物心つくまで、お子さんが入れない別の部屋で飼ったり、ケージの周囲にお子さんが入れないよう囲いを設けるなど対策をした方がよいでしょう。
また、文鳥の羽がお子さんのアレルギーの原因になったり、落ちている文鳥の糞や餌を誤って食べて病気に感染する危険もありますので、部屋の掃除をこまめにしたり、放鳥時に糞をしたらすぐに処理するように心がけましょう。
【外に逃げてしまったとき】
うっかり外に逃げてしまったら、文鳥の名前を呼びながら家の周囲を探しましょう。室内で飼っている文鳥はスタミナがないため、長距離を飛ぶことができず、50m圏内の近場にいる可能性が高いようです。
見つからなくてもすぐにあきらめず、近所の人に聞き込みをしたり警察に届出を出したり、迷い鳥のネット掲示板に書き込みをしてみましょう。(文鳥関連リンクのページ参照)
文鳥の特徴と自分の連絡先を書いたビラを、ご近所のポストに投函しておくのも効果的かと思います。(自分の電話番号を知られたくない場合は、指定した期間だけ、追加で電話番号を持つことのできるサービスもあるので、各携帯会社のサービスを確認してみましょう。その電話番号をビラに書いておけば安心かと思います)
また、こちらのページの迷い鳥捜索用紙もご利用ください。
【羽が抜ける】
換羽期によるものならよいのですが、数ヶ月など長期間にわたって羽が抜けるようであれば、ストレスや病気が原因の可能性があるので、鳥の病院に相談を。
羽が抜けるきっかけになったと考えられるストレスの原因があれば、できるだけ取り除いてあげましょう。
【羽を膨らませている】
ひよこ電球やペットヒーターなどで温めてあげましょう。温めても膨らんでいる状態が続くようであれば、鳥の病院に相談を。
【クチバシが割れている】
カルシウム不足の可能性が高いので、ボレー粉を与えましょう。文鳥のクチバシの再生力は高いので、カルシウムを多く摂取させてしばらくすると、治ることが多いです。
クチバシがひどく割れていたり、エサを食べるのに支障のある割れ方をしているようであれば病院へ。
【片脚で立っている】
リラックスするのにあえて片脚で止まり木にとまる文鳥もいますが、常に片脚を浮かせていたり様子がおかしいようであれば脚を怪我したり骨折している可能性があります。
骨折しても回復力は高いので自然に治ったりしますが、脚が不自然なかたちになってしまうこともあるので、放っておかず鳥の病院に相談を。
【片目・両目をとじている】
目が傷ついたときだけでなく、大きなショックを受けたとき、体が弱っているとき、病気のときも、文鳥は目をとじます。早めに鳥の病院に相談を。
【元気がない/糞がいつもと違う/鳴かない/食欲がない…etc】
文鳥は、弱っているときや病気のときでも、周りにさとられないように普通のふりをするので、少し具合が悪いくらいでは症状が分かりにくいかもしれません。
そのため、毎日様子を観察して、おかしいところがないかチェックすることが大事です。
「いつもと違うな」と思ったら鳥の病院に相談してみましょう。